研究 母集団と標本 今回は「母集団」と「標本」です。 まず、両者の意味ですが「母集団」とは以下のようになっています。 統計学における母集団とは、調査対象となる数値、属性等の源泉となる集合全体を言う。統計学の目的の一つは、観測データの標本から母集団... 2021.03.15 研究
研究 帰無仮説と対立仮説 研究を始めたばかり(始める前)では、知らない用語がたくさん出てきます。ここで踵を返したくなる気持ちは非常にわかります。 今回は、「帰無仮説」と「対立仮説」について解説します。 統計学は、数学でいうところの確率というジャ... 2021.03.15 研究
研究 パラメトリックとノンパラメトリック 研究を始めたばかり(始める前)では、知らない用語がたくさん出てきます。ここで踵を返したくなる気持ちは非常にわかります。 今回はまず「パラメトリック」と「ノンパラメトリック」について解説します。 一言で言えば、データの集まりがど... 2021.03.14 研究
大学院 作業効率上げるならこれを買え! 大学院生や私のような教員・研究者はPCでの作業が必須で、特に数的データを扱う領域・業種では膨大な時間を費やしていると思います。 私はMacユーザー(13インチ)で、昔は下のような画面で作業していました。 Macの分割画面の例(... 2020.05.25 大学院理学療法研究
リハビリテーション 脳性まひの評価には欠かせない評価法である粗大運動能力分類システム(GMFCS)について知ろう! はじめに 脳性麻痺は主に出生時から身体に麻痺症状が見られる小児疾患の代表的なものです。 理学療法の対象となる小児疾患の中でも最も歴史が長く、小児理学療法において昔も今も脳性麻痺が中心になっています。 そういった脳性麻痺の... 2020.05.24 リハビリテーション小児学理学療法
大学院 臨床研究のススメ 臨床研究のススメ この記事は主に新大学院生(修士)のことを考えながら書いています。 理学療法領域における大学院生にとって4月はやる気に満ち溢れ「やったるぞ!」と息巻いていることでしょう。 大学からストレートで進学する人よ... 2020.05.18 大学院理学療法研究
健康 新型コロナウイルスで話題となった『ACE2』についてのまとめ はじめに この記事は一般の方にも知識を共有するつもりで執筆していますが、専門用語が多く出てきます。 できる限り噛み砕いて説明しますが、理解しにくい表現がありましたら申し訳ありません。 専門の知識を有する方の参考にもなるよ... 2020.05.02 健康呼吸器心臓感染症救急救命生理学
ストレッチ 腰椎椎間板ヘルニアに対するハムストリングスのストレッチについての検討 腰椎椎間板ヘルニアに対するハムストリングスのストレッチについての検討 腰椎椎間板ヘルニアは臨床でも遭遇することも多く、学生が臨床実習で担当することの多い疾患の一つです。骨盤の前傾を制限するハムストリングスは治療対象になりやすいのです... 2019.10.17 ストレッチリハビリテーション股関節脊椎運動器疾患関節可動域運動
小児学 ギャラント反射について ギャラント反射について ギャラント(ガラント)反射とは、出生直後から見られ始める原始反射の一つです。 原始反射には様々な反射がありますが、ギャラント反射もそのうちの一つです。 名前だけではどのような反射なのかイメージがつ... 2019.10.17 小児学発達学
小児学 非対称性緊張性頸反射(ATNR)について 非対称性緊張性頸反射(ATNR)について 出生して間もない時期から見られる反射に原始反射というものがありますが、その中に非対称性緊張性頸反射(Asymmetrical Tonic Neck Reflex;以下ATNR)があります。 ... 2019.10.15 小児学発達学
小児学 デュシェンヌ型筋ジストロフィーはすぐに歩けなくなるわけではない デュシェンヌ型筋ジストロフィーについて 筋ジストロフィー(以下;筋ジス)は、出生直後から発症する筋肉の遺伝性疾患です。 筋ジスの中にはいくつかの型があり、その中でも最も多いのが『デュシェンヌ型筋ジストロフィー』と呼ばれる型の筋... 2019.10.14 小児学発達学
ストレッチ 腰椎椎間板ヘルニアに対するハムストリングスのストレッチについて 腰椎椎間板ヘルニアに対するハムストリングスのストレッチについて 腰椎椎間板ヘルニアは臨床でも遭遇することも多く、学生が臨床実習で担当することの多い疾患の一つです。 骨盤の前傾を制限するハムストリングスは治療対象になりやすいので... 2019.10.14 ストレッチ理学療法股関節運動器疾患関節可動域運動
スポーツ 肩関節の脱臼が前方に起きやすい理由 肩関節の脱臼が前方に起きやすい理由 肩関節は自由度の高い関節である分、上腕骨頭周囲の組織による骨頭支持力が非常に重要になる関節です。 特に後方と比較し、前方は不安定性を呈することが多く、肩関節の機能向上を図る上では非常に重要で... 2019.10.13 スポーツ肩関節運動器疾患運動学
肩関節 肩の安定化における肩甲下筋の働き 肩甲下筋といえば肩回旋筋腱板のうち内旋の作用がある筋肉として皆さん周知の事実だと思います。その腱板の中でも肩甲下筋がどのように肩の安定化に関与していくのか、この記事で解説していきたいと思います。 肩回旋筋腱板の働き 学生のうち... 2019.10.10 肩関節解剖学運動学
小児学 近年増加している低出生体重児について理解しよう! 近年増加している低出生体重児について理解しよう! 日本の出生率は年々減少傾向が強く、一人の女性が生涯子どもを出産する人数は2人に満たなくなってきています。 出生率が低下すればその分障がいを抱えるお子さんの出生数も少なくなりそう... 2019.09.29 小児学
リハビリテーション 脳性まひの原因になる脳室周囲白質軟化症って何? 脳性まひとは? 脳性まひとは??と思われる方はこちらを記事を参照してください。 脳性麻痺の病因となりやすい疾患は大きく分けて3つあります。 1.脳室周囲白質軟化症(以下;PVL) 2.脳内出血(以下;IVH) ... 2019.09.14 リハビリテーション小児学理学療法発達学
リハビリテーション 脳性まひって何?定義から見えてくる近年の臨床像について 脳性まひって何?定義から見えてくる近年の臨床像について 理学療法の対象となる小児疾患の代表的なものに脳性まひがあります。 しかし、脳性まひというとなんとなく身体的な麻痺症状があるのかな?と思われる方がほとんどだと思いますし、な... 2019.09.14 リハビリテーション小児学理学療法発達学
リハビリテーション 脳性まひにおけるタイプ分類と身体分布について 脳性まひにおけるタイプ分類と身体分布について 脳性まひは、その臨床像の多様さから麻痺のタイプがいくつかに分かれており、麻痺の身体分布も様々です。 今回は脳性まひにおける麻痺のタイプ分類と身体分布について考えていきたいと思います... 2019.09.14 リハビリテーション小児学理学療法発達学
リハビリテーション 腸腰筋の屈曲以外の作用について解説! 腸腰筋の屈曲以外の作用について解説! 股関節屈筋としてまず第一に頭に上がるのは腸腰筋だと思います。 腸骨筋と大腰筋合わせて腸腰筋と呼びますが、学生時代にはこの2つの筋肉を分けて考える必要性について全く考慮していませんでした。こ... 2019.09.14 リハビリテーション股関節解剖学運動器疾患運動学
リハビリテーション 棘下筋の機能解剖について解説! 棘下筋は肩の回旋筋腱板(ローテーターカフ、以下腱板)の一つで、外旋の機能を有します。しかし、角度によっては棘上筋の機能を代償し、屈曲に関わることをご存知でしょうか。この記事ではそんな棘下筋の機能解剖について解説します。 棘下筋の解... 2019.09.14 リハビリテーション理学療法肩関節解剖学運動器疾患運動学